昆布の歴史

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  • 蝦夷地の開拓以来、昆布は珍重され、食材としてだけではなく、薬や税としても利用されました。
  • 奈良時代の西暦797年に作られた続日本紀には、西暦715年に蝦夷から昆布が朝廷に献上されたと書かれています。
  • 平安時代の律令を取り決めた延喜式に、陸奥国(青森県)から地域の特産物による税(調)として昆布が収められた記録があります。
  • 松前を出港する松前船に載せられた昆布は、日本海側を南下・敦賀・下関を周り、瀬戸内海を通って大阪・江戸まで届けられました。
  • 福井県・敦賀市に差し掛かった松前船は冬を迎え、職人により真昆布はおぼろ昆布に加工されたりしました。現在でも敦賀はおぼろ昆布の一番の産地です。
  • 流通の経路・地方の食材の違い・味の好みなどにより、地域ごとに使われる昆布の種類が違っています。

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