昆布の生態

手元にある写真を使って、簡単に昆布の生態について説明します。

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北海道の港に行くと、上の写真のように昆布が生えているのが見られます。昆布は海中で光合成を行って成長します。だからあまり深いところには生えませんし、逆に海面に養殖用のロープを張って種を結わえれば養殖できます。

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根っこの部分は”ガニ足”と言われ木の根の様な形をしていますが、昆布は栄養を根から吸収しません。

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長さはだし昆布になる2〜3mくらいのものから、長昆布という煮て食べる昆布などは10m以上になるものもあります。

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昆布は葉の表面からオス・メスの胞子を出し、それが受精・着床して1年目の昆布になり、根本だけ残して一度枯れ、2年目にまた大きくなります。1年目より2年目のほうが大きく厚い昆布になります。促成培養した種から1年で収穫する促成昆布、1年目の1年昆布、2年目の2年昆布、なかには3年目の昆布などもあります。昆布の子を培養して数センチになったところでロープに付け、比較的海面に近い処で育てる養殖・促成という栽培方法があり、生産量の安定にも貢献しています。

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